歴史のアクロポリスの丘、エーゲ海の美しい小さな島々を楽しんだ


4月1日(日)(ギリシャ観光初日)
空路アテネへ、アテネ市内観光
 ホテルを5時頃出発して、出国手続きをしてイスタンブール空港を8時50分出発し、アテネ・オリンピック空港に10時に到着。この空港は2日前に開港したばかりで、両替しようとしたが、両替所に人がいない。スーツケースも待てど暮らせど一向に出てこない。ターンテーブルの仕切りから外を覗いてみると、荷物を積んだ車は到着しているのだが、荷物を降ろす人間がおらずほったらかし。荷物の遅れなどで空港を出たのが11時25分だった。現地ガイドはマリアさんという女性だが、型通りの説明をして仕事をした気になっているつまらんガイドさん。ギリシャ人が嫌いになってしまう。
 ГΔΣなど数学の記号でおなじみの文字が、空港や街のあちこちの看板に書いてあって奇異に感じたが、これはギリシャ文字というのだったと気が付いた。いにしえの文字だと思いこんでいて、現在も日常的に使用されているとは夢にも思わなかった。

入口から仰ぎ見たアクロポリスの丘

 まずは、アクロポリスの丘に案内された。ギリシャは車が多くて、しかも道路の両側にはびっしりと路上駐車の車の行列で、途中の道路はあちこちで渋滞した。それでも参道入口に到着したら前門やアテナニケ神殿を仰ぎ見ることが出来、まずその姿に感動する。

美しい姿のパルテノン神殿

 前門を通り過ぎたら、目の前にガイドブックでおなじみのパルテノン神殿が聳え立っている。現在も補修中だが、2400年も昔にこんなに大きく美しい建物が建てられ、部分的とは言え立派に残っているのに改めて感動する。
 その隣にはやや小ぶりなエレクテイオン神殿も残っている。少し下がったところにアクロポリス博物館があり、中にはこの周辺で発見されたという先史時代からの発掘物が展示されている。内部はフラッシュ禁止というので、奥さんを入れてフラッシュなしで記念写真を一枚と思ったら、「no pose !」という。 人物と展示物を一緒に撮影してはいかんということらしかった。

博物館内


野外音楽堂は今も使われている

 丘のふもとには太古風の野外音楽堂・ヘレデオン音楽堂が見えた。この音楽堂は現在でもコンサートに使用されているとのことだった。
ギリシャ料理店での昼食後、第1回近代オリンピックのスタジアムに入った。大理石の観客席は立派だが、現代としてはずいぶんと狭い感じがした。一周走って満足した。
 ホテルへの帰途、たまたま大統領官邸の衛兵の交代式にで出くわし、変わったポーズをバスの中からパチリ。

第一回近代オリンピックの選手達


大統領官邸の衛兵

 団体観光が早くおしまいになったので、街の中心シンタグマ広場まで歩き、国立庭園内を散歩した。途中の街並みは国立図書館、アテネ大学、科学アカデミー、国会議事堂などの立派な大理石の建造物が立ち並んでおり、歴史を感じさせるものだった。
夕食はギリシャ居酒屋タベルナでデイナーショーを楽しんだ。生演奏でのロシア舞踊に似たギリシャ民族舞踊や強烈なベリーダンスに時を忘れた。





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