1.はじめに                     九州大学山岳会NZ山行に同行させてもらって、南島のルートバーン3日 間トレッキングと、北島のルアペフ登山とトンガリロクロッシングを歩き、 加えて、ロトルア、ワイトモ、オークランドなどの観光を楽しんできた。全 日程お天気も良くてとても素晴らしい旅だったので、想い出を楽しみながら 旅行記を纏めました。少し長くなりましたが是非読んでみて下さい。
ルートバーントラックの一日目マッケンジー湖畔にて
2.いきさつ  ニュージーランドの山歩きは、国内の山歩きが冬枯れになる2月がベスト シーズンであることもあり、以前から是非行ってみたい海外の山であった。 下山ホームページの旅行記を読んだり、ガイドブックやツアーの説明書を調 べたりして、どんどん気持ちを高めていった。昨年秋、旅行社のツアーを申 し込む時期になって、近県の山を一緒に歩いていた小林啓治さんから、「九 大山岳部OB会で、今度の2月にニュージーランドトレッキングに出かける 計画があり、人数にゆとり有りそうなので同行しないか」と有り難い話が舞 い込んだ。南島と北島の両方を歩く魅力的な計画であり、同行者がみんな山 岳部関係者で頼りになる方達ばかりといい事尽くめで、学校の講義も丁度休 みに入るのでタイミングも良く、二つ返事で参加をお願いした。 3.準 備  ルートバーンコースは山小屋2泊の3日間で44kmを歩きぬく結構ハー ドなコースで、途中でエスケープもできない。万一にも途中ギブアップして 九大山岳会の方に迷惑をおかけしてはどうしようもない。申込みをしてから 後、毎週せっせと里山歩きをして脚力を鍛え、下山学校一月の房総一泊ハイ クでは、小林ご夫妻と一緒に一泊追加して3日連続の山歩きもやってみた。 出発直前には、本山−大白峰−神峰山−高鈴山−助川山−青葉台の長丁場を 歩いて、小林ご夫妻ともども、下山先生ご夫妻から合格点を頂戴し、やっと ルートバーンを完歩できる自信のようなものが出来てきた。  一方、昔から一緒に行動してこられた九大山岳会のグループのなかに、我 々夫婦だけ初参加ということにも少し戸惑いがあった。小林さんは親切にも、 アルバムから山岳会の方々の写真を外して名前を付けたノートを作って貸し てくれたので、顔つなぎの予習ができた。一方、自分でも九大山岳会の方々 に我々の写真付きの自己紹介をメールで流した。柄にもなく、「茨城県の山」 「茨城と近県の山」完登とか百名山29座登頂済みとか自己PRに努めた。 成田で初顔合わせだったが、小林さんが一人一人に紹介の労をとっていただ き、すぐにグループの一員になることが出来た。山岳会の方々はみんな気さ くな方ばかりで、旅の間中、仲間と同じように付き合っていただき、本当に 楽しい旅をすることが出来た。  小林さんのオーバな宣伝もあったようで、私は記録写真係の一員に、妻は 医療係の一員に任命された。この役割をいただいたことは、一行の中に溶け 込んで楽しく旅できるようにとの幹事さんの暖かい思いやりと思われ有難く お受けした。それまではデジカメのメデイアは32MBと8MB2枚を持っ て歩いていたが、今回の大役のために64MB2枚を追加してでかけた。 4.概 要 (1) 期 間:2002年2月13日〜2月24日(12日間) (2) 費 用:388k¥ (3) 参加者:21名{男性14名、女性7名(川本夫婦を含む)} (4) 行程概要

2月13日20時55分成田発
2月14日 オークランド、クライストチャーチ経由
クイーンズタウン15時35分到着、
ルートバーントレッキング説明会
2月15日2泊3日ルートバーントレッキング
2月16日
2月17日
クイーンズタウンからオークランドへ飛び、
バスでトンガリロ国立公園の麓ワカパパへ
ルアペフ登山
トンガリロクロッシング
バスにてマオリ文化村やファームショウなどを
楽しみながらロトルア温泉へ
ワイトモ洞窟でツチボタルを鑑賞しながら
オークランドへ
オークランド市内観光
11時00分オークランド空港発
17時15分成田到着
 


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